靚女名字: 笹森真理香 |直元流大長刀術
大長刀術は男子の武器として用いられ、奥州後三年の役頃より戦国時代にかけて隆盛を極めた。直元流は元亀天正の頃京に興り、慶長の頃津軽に伝わった。長く笠井家に道統が継承されていたが、天明二年、三上鋭助が笠井園右衛門尉より免許皆伝を受けその伝を継承した。三上鋭助は直元流をもって津軽藩に仕えたが、その養子貫一、姓を白取と改め爾来白取家は代々津軽藩の指南役となった。白取家四代千代次郎は笹森順造に太刀合と棒合を伝えたが、太刀合の中でも白取家秘伝の家伝については伝えなかった。昭和四十年に白取家五代目白取イチ子は、笹森順造に家伝の伝書と共に実技を指導した。これにより、直元流大長刀術太刀合の全伝が笹森順造に引き継がれた。宇津木輝勝と宮内一は笹森順造と白取イチ子から全伝を伝授され、継承した。宮内一は、笹森順造から直接に全ての技を授けられて津軽藩伝来の小野派一刀流・神夢想林崎流と三流併せて免許皆伝を受けた現在唯一の存在であり、後進の指導に当っている。笹森ゆき子は、笹森順造の娘より子の娘(順造は、血縁ではより子としか公開演武を行っていない。)で、直系の孫である。祖父の没後、伝承受命者宇津木・宮内から指導相伝を受け、家伝として順造の理念と技を受け継いでいる。
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